'09年 3月 丸太運びより春の陽気に誘われて。





  次に積むログ材搬出の週。陽気がよくなり汗だく作業が続く。杉はこの陽気で少し風がそよぐと黄色い煙状の花粉が飛び散っている。日向の斜面にはオオイヌノフグリが広く咲いている。雑草とはこの時期言いたくない春一番の小さな花。

 19℃に上がるという天気予報に少しサボリっ気、でもないけれど通勤快速号のお目覚め点検と春のアサリ汁でも!と神割崎までのショートツーリング。何時でも何処でもの小さなバーナーとコッヘルで平日、閑散とした見晴らしのいい展望駐車場で昼食!
 メインはアサリ汁なのだけれど買い求めたスーパーにあったスペアリブを焼き始めたら頭上にトンビが2羽やってきた。威嚇のレンズを向けたら目が合ってしまった。鳶につられてやってきたのはハシブトガラス。

 山仕事の日常とは縁遠い海岸沿い、磯の匂いが漂い始めた陽気の中、単発250ccの鼓動が心地よい。路端の気温計は22℃を表示している。冬支度ウェアの中は汗ばんでくる。クルマとは違う爽快感と速度域に吹込む空気感に浸りながら津谷川を遡り帰った。
 釣竿を持って来れば・・・と思うような夕まずめの渓相には、やはりヤマメを狙う釣り人の姿。    

    



確かにカラスもトンビもここを狙っている目だ!と思うんだよね!?。
夕日が差す渓流の釣り人の姿は、山間を流れる川も温む春の風景。


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