徒然なるままに

2002

'02,1 '02,2 '02,3 '02,4 '02,5 '02,6 '02,7 '02,8    

2001

'01,1 '01,2 '01,3 '01,4 '01,5 '01,6 '01,7 '01,8 '01,9 '01,10 '01,11 '01,12  

2000

      '00,4 '00,5 '00,6 '00,7 '00,8 '00,9 '00,10 '00,11 '00,12

 

02/09/30

  激走60余Km

 今回の「いかの一夜干し」Touringは思いもよらぬ「白神山地」のダート60余Km雨の彷徨。
といった風情というか、地図上では確かに辿りつけるはずであった。「白神ライン」に入りこんだところが致命的であった。
 道の駅「ふたつい(二ツ井)」かの一億円のトイレを堪能した辺りから、空は明るく雨は上がったような気になった。
R7から海岸沿いのR101へ出ればよかったが入った先は、交通量も少なく乾いた良路。快適に10Km程進んだら道は細くなってジャリ道に変わった。そのダートを20Km/Hでトコトコ進み。また舗装路になって少しすると突然アスレチック遊具なんかを備えた「アクアグリーンビレッジANMON」「ようこそ白神山地」ときた。
看板の地図を見るとここから先はまたダートが続くらしい。辺りは暗くなってきている。雨も降りてきた。少し休んでそのまま進む事にした。(「迷ったら元に戻れ」はやっぱり鉄則だったなぁ)ここから死闘120分が始まった。

 あとからツーリングマップルをみれば「名無しの峠、ブラインドコーナーの連続、ダート14Km。10km。43.9Km。」とある。たまに崖崩れの補修部分に舗装路が現われるが、オンロードバイクにはガマン大会の様相。
サカエの社長「GLトライク」、Hideoさん「X4」、Chibaさん「XJR」、Onoさん「ZZR」Takahashiさん「SVX」、菊池「St2」
 どれもこれも雨で夜のダートを快適に走るようには出来ていないことを再認識した奥の深いツーリングであった。

疲労困憊のあとのビールが格別であった、一夜開けての竜飛崎。10年ぶりだったが、初めてトンネルに入ってみた。
 それにしても、時間が経つにつれ、思い出深い「一夜干し」の買物であった。うまかったよ…

⇒「一夜干し買物Touringの写真集はこちら。

今回のtouring、主たる目的はこの「いかの一夜干し」。
龍飛崎の「いちごラーメン」いちごの意味は聞くのを忘れた。

02/09/23

  昼食:山葡萄とり、キムチ鍋

 例年、この季節になると須川岳の中腹辺りに山葡萄とりに出掛ける。
べつに須川岳でなくともいいのだが、この沢の向こう側の、この葡萄蔓にはこの位、房がついていて。見たいな房をつける蔓、つけない蔓が記憶に残っていて、割合収穫というか外れのないのが須川岳の中腹のその場所。となっている。
ここ2,3年は山葡萄をとっても、誰かにあげてしまう。のがパターンだったが、その前の2,3シーズンは醗酵させてアルコールに…とチャレンジしたが、なかなか上手く行かなかった。今年は房についている実も多く、量も小1時間ほどでスーパーのポリブクロに2つほどとれた。久し振りにまた、ワインにでもトライをして見ようと思った。
昼食はキムチ鍋。ビールにワインと続けたら、葡萄とりはもういいや。の雰囲気になり昼寝から目覚めたら夕方だった。
帰りには梅酒造りなんかの瓶を買って来てしまった。

 房から葡萄の粒を外して、あまり熟していないのを選別してボールに入れ潰した。
スーパーの袋一つ分で3.5Kgあった。
糖度を補うため氷砂糖を350g加えて、瓶に詰めた。
このまま自然醗酵させて約1週間…。まぁうまくいくか、どぉか…。


 

02/09/14

 

  昼食:蕎麦街道の蕎麦

 9時半頃に家を出て、須川温泉に着いたのが10時45分。
何時になく道は空いていて、一ノ関側から上がる狭い道路も、先行車は道を譲ってくれ、早い時間にたどりついた。
「温泉と、昼寝と…」と思いながら上ってきたが時間も早く勿体無い気がして、このまま子安峡を抜けR13を南下すれば蕎麦街道まで…辿りつけるのは何時頃か…。
あまり距離は考えずに秋田側に降りた。普通山形の蕎麦街道に行くときは、鳴子、最上町を抜けて行くのが近いのだが
須川温泉からでは一旦秋田に抜けたほうが早いはず。まぁ時間もあるし。と言う事で思いつくまま蕎麦街道を目指した。
新庄。舟形とR13沿いに下ってくると、田んぼの休耕田に蕎麦の花が咲いている。以前はあまり気にならなかったが、稲作からの転作が多いのかもしれない。蕎麦畑が広がっている辺りでも、結構「手打ち」と書いた蕎麦屋さんが目に入る。自分も歳をとるにしたがい蕎麦が好きになってきたように思う。10割田舎蕎麦とか、2,8蕎麦とか、捏ねる時の水の具合で蕎麦に切った時のボサボサが出るの出ないのと、受け売りの薀蓄と現物が何となく一致するようになってきた。
そんなわけで、うまい蕎麦屋があると聞くと何となく気になって行って食ってみる。というパターンに嵌ってきている。
今日は思いつきだから、蕎麦。手打ちの。太めで。グキグキするくらいの歯ざわりを思い浮かべ
 蕎麦街道の店であれば外れは無いだろうとR13からR347に入った。
「蕎麦街道1番店」「やまのうち」さんへ入った。時間は1時になっていた。
お客さんは少なかった。以前この店に入った事があって、この辺りでは「ざる蕎麦」はなくて「板蕎麦」がそれにあたる。「おおもり」「にしん」と2品頼んだ。前から気になっていたのだが、この蕎麦街道の店々ではお品書きに「にしん」を出しているところが多い。「にしん蕎麦」があるのだから「にしん」と「蕎麦」は相性がいいのだろう。位には思っていたが、今までは頼んだ事がなくて、今日初めて「にしん」を頼んで見た。それにしても言って見れば山の中の蕎麦屋で「にしん」が定番というのもどうか!?!?と思っていたのだが、出てきたニシンは黒く煮しめた、ひょっとしたら保存用に醤油か何かにつけこんでいるのかも知れない。…うまかった。

 帰りは、銀山温泉にでも寄って見ようかとも思ったが、温泉に寄ったら帰りは暗くなるだろう。風邪気味で冷えてくるのは辛い。という事でR47の近いコースをとって家についた。 走行距離350Km


 

02/09/08

 

 Blue berry

 ブルーベリー:「こけもも科」とある。
 3年程前にホームセンターで買って、庭の片隅に植えていたブルーベリーの実がようやく濃紺の色合いになった。
実は3粒。すぐ側に、なかなか実をつけない1本目に苛立ち、実をつけた状態の若木を1本植えたのは、1ヶ月前。
実をつけた状態で買ったほうは、既に濃紺の色になっていたが、3年前に小さな苗木で買ったほうがようやく今年3粒の実をつけた。
10粒位は実をつけたのだけれど、台風とかで今残っているのは少ない。
 花をつけた時も頼りなげなく少ない花だったので、実までなるものかあまり期待はしていなかったが、緑色の小さな実は後から買った既に色付いたものに比べ半分以下の小さなものだった。
多分、品種が違うのだろうと思っていたが、これが色付いたとたんポポンと2倍くらいの大きさになって。後から買った実付きの方と同じくらいのサイズとなった。
 ホームセンターのグリーンコーナーでは、流行りもあるのだろうが、置いてある苗木の中で結構このブルーベリーが多く置いてあって、その中でも安いものを買ってきて植えていたものだった。枯れても仕方がないかと思ってほとんど手入れもしなかったが、3年が過ぎ3粒でも実をつけたものを見るとやっぱりこれはこれで安らぐものがある。

 

02/09/01

  夏の残り香

 いつもの様に、前沢、平泉インターの手前R4から衣川に向かいR37を辿った。衣川の奥「大平」までは西に向い。
そこから北に向う。水沢、金ヶ崎の奥を通り千貫石、夏油温泉まで30km弱、信号は無い。時折トラクターに注意。
といった具合でUP Downは少ないが程よいコーナーが続く。
 昼前に瀬美温泉にでも入って、蕎麦でも食って来よう。と変わり映えのしないプログラムで家を出たが、さほど暑く無い陽射しの中を走っていると、青臭い草の香りの中に「お盆」に飾り付けする草花の香りが混ざっている。さすがに百合の香りはもう無いが、まだ所々、夏が残っている。

 瀬美温泉に着いた頃はまだ11時前だった。あと10Km程、奥に入れば夏湯温泉。そのまま狭い道を進んだ。ヘルメットのシールドを開けゆっくりしたペースで渓谷沿いの道路を行き夏油温泉についた。
 温泉から上がったあたりには醒めているよう、少し早かったが食堂に入り、蕎麦ならぬラーメンと生ビールで一息ついて温泉に向った。ここは露天風呂が5つある。川を上って行くと更に、川石を積み上げて入るような温泉も湧いているらしいが、自分は行った事は無い。いつか川を漕いで行けるような準備をして入ってみたいと思う。
 点々と5つの露天風呂を渡り歩いたが、驚く事に2つの風呂は混浴だった。時間帯で女湯、男湯、混浴と切り換えているようになっているが、入った時間が丁度混浴の時間だったようだ。普通、混浴。しかも日中とあれば女性が入っていたにしても結構年配の人。というのが常なのだが。驚く事にそれは若い女性だった。
臆することもない。温泉はブームというより癒しとして、若い層にも定着したのかもしれない。
温泉と温泉をタオル一枚で歩く間に川に足を浸けながら辺りはヌーディストクラブの体となっている。こんな日もめずらしいのかもしれない。
 帰りは江刺を抜け種山の道の駅で休憩し戻った。いつものようにツーリンググループとかソロ、タンデムのバイク乗りが休んでいる。良く話しかけたり、掛けられたりの休憩だが、今日はペットボトルのお茶を空けただけで、帰路についた。

 

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