'16年 3月、期末イベント。   



去年の台風被害箇所の工事が始まった。
    メジロ
 去年の秋口、ここ10年位では一番と言うほどの増水になった市野々川。
木楽庵エリアに渡る唯一の橋の橋桁を洗う位の雨量があった様子。なにせ橋桁には上流から流れてきたらしい木が引っかかっていた。 橋の付け根は周囲の田んぼよりチョイ高い。
 周辺の田んぼは川から溢れた水が稲をなぎ倒しながら流れていった様子だった。
 市の法務局で管理している地籍図でみると、この橋の周辺は現在の川の流れから川幅2本分位かけ離れた位置となっている。
 特に田舎の地籍図の多くはベースになった明治時代の測量データそのまま的なモノがまだまだあるらしい。山林・田畑の地権者があまり変化がなければ特に問題は起きないものなのかもしれないが図面上の川の位置と現状だけ見るとこの市野々川は結構、昔から暴れ川なのかもしれない。

 増水で壊れた石垣の復旧工事が始まった。
工事のアナウンス看板では2月1日から3月31日まで。この場所で実際作業が始まったのは3月22日から。看板の表記はこの工事案件5箇所(!?)全部を含めたものらしい。この橋を利用する側からすれば該当工区に対する表記をして欲しいものだ。
 いつ通行制限などが起きるか!?一ヵ月半程、気にしながら通る羽目になってしまった。

 壊れた石垣はその周囲とは明らかに違っている。周りは今時のブロックで固められているが、壊れたところは昔ながらの石積みになっている。さてなんでこんな風になっているのかは分からないが、いづれ昔の護岸工事をした所なんだろう、ただなんでここ4,5mだけがそうなっているものか!?
 で10年かそれ以上に一度レベルの増水で古いままになっていた石垣が壊れた!と。う〜んここだけ残さず一気に施行してしまうわけには行かなかったのでしょうかね。

 この復旧工事で守られる田畑が接する山際にある梅の大木は今が満開時期。

 



復旧工事が始まった石垣と、満開になった梅の花。


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