'12年 6月 いわかがみ平まで温泉Touring
      


 岩手宮城内陸地震の発生は2008年6月14日午前8時43分。震源は一関祭畤、須川岳の麓で人家が少なく多くの生活圏からは距離が離れてていた事が幸いし、人的被害は少なかったが、荒砥沢ダム周辺では山体崩落、最大落差は148mという凄まじい規模だった。
 あれからほぼ4年になる。この春ようやく主要な路線のうち最後に残っていた宮城県道42号線が全線通れるようになったという。

 このルートは、毎年数回日帰りツーリングをする須川岳周回ルートとは違い、いわかがみ平で行き止まり、主に宮城側呼称の栗駒山登山ルートの登山口でもあり、東南方向に開けた眺望と、豊富な湯量の温泉が点在する季節の行楽に穴場的な場所だった。
 なので須川岳周回ほどではなかったが、やはり温泉の楽しみも兼ねて日帰りツーリングの定番コースの一つだった。

 ルート開通を知って、去年この周辺では3,15福島原発爆発時に飛来した放射線量が大きいと言われた須川岳南東山麓いわかがみ平と、この地震災害でも最大の山塊崩落場所だった荒砥沢ダムも見たいと思い入梅時の晴れ間を狙ってトコトコと出かけた。
※放射線量は一関周辺と大差なく約0.1から0.2uSv/h。この山地の大雪が流してくれたものか!?

    



前回ここに来たのは少なくとも5年以上になる。
荒砥沢ダムには10年以上にも。


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